授業紹介その2 エンジンデザイン

この授業では、学生一人一人が異なる条件(エンジンの大きさや回転数など)で設計したエンジンの内部構造を、コンピュータ内部でモデル化して動作させてみます。そして問題なく動作することがわかったら、次にエンジン内部の各部品に加わる力を、コンピュータによる解析(CAE)で調べます。

授業は、機械システム工学科のCAD/CAM室で行います。この部屋には50台のワークステーションを設置しており、授業で使用するのはもちろんのこと、自分でCAD/CAM/CAEの勉強がしたい学生は、自由に使用することができます。

エンジン・デザインの授業の前半(4月から5月にかけて)は内田教授が担当しますが、後半(6月から7月にかけて)は、中東准教授(手前3人の真中)と坂口教授(一番奥)が担当します。

設計したエンジンの動作を、三次元モデルでチェックしているところです。

動きを目で見るだけではなく、部品の動く速度や加速をを計算して、グラフ表示したりもします。

CAD/CAM/CAEには興味を覚える学生も多く、そうした学生たちは自分で進んで勉強を進めていきます。

そしてプロの設計エンジニアを目指してゆくのです。

授業紹介その1 材料力学Ⅰ

機械を設計するには、ある材料(鋼鉄とか)で、ある形状(丸棒とか)の部品を作って機械に組み込んだ時、その部品のどの部分にどれくらいの力が加わるのかを予測し、機械が運転中に壊れないように、材料や形状や寸法を決めなければなりません。

そのための基本となるのが、材料力学という学問です。「材料力学Ⅰ」は機械システム工学科2年生の授業で、材料力学の基礎を学びます。

授業を担当するのは、材料力学が専門の真鍋教授。 授業では、材料力学に関する理論式や図が、黒板一杯に書かれます。

教授は、黒板の端から端までフルに使うので、大忙しで移動しながら講義を行います。

出席している学生たちも一生懸命ノートを取ります。

しっかりノートを取って、学びを身につけてましょう。

教養ゼミでキャンパスツアー

機械システム工学科の内田(教授)です。
福山大学では、新入生向けの初年次教育科目である「教養ゼミ」を各学科で開講していますが、機械システム工学科では、教員ごとに個別の教養ゼミを開講しており、少人数のユニークな授業を行っています。

内田教養ゼミの第3回目では、キャンパスツアー、すなわちゼミ生全員で福山大学のキャンパスをめぐり、大学の端から端まで見て回りました。受講生たちは、初めて見るグラウンドや庭園や他学部の建物が興味深げでした。

機械システム工学科前を出発

 

記念館前で学長の写真ポスターを見つけて「おや!」

 

サッカーグランドの広さに圧倒され

 

ここが1年前まで駐車場だったことに、びっくり

 

三蔵池の前で記念撮影!

 

爽風の庭を颯爽と歩いて1号館方向に

受講生はこの後もいろいろな授業を受講して、大学生としての基礎知識や社会人としての心構えを身につけていきます。著名人や知識人を招いて全学的に開催される「教養講座」も、この「教養ゼミ」に組み入れられています。

自動運転車の研究に着手

最近、自動運転技術の研究開発が急速に進んでいます。自動運転車を自作可能な技術情報の公開も始まっており、米国の大学生がわずか8万円で自動運転車を作ったというネット記事などが話題になっています。我が福山大学でも自動運転車の開発を!と、自動車に詳しい教員が集まって会議を持ちました。
自動運転の可能性について、熱心な議論を交わしました
福山大学機械システム工学科には自動車の専門家がそろっています。またスマートシステム学科など、工学部の他の学科にも自動車への関心の深い研究者もいます。それらの研究者・技術者が集まって、ブレーキやステアリング(ハンドル)の電動化の方法や、車両の前方を監視するレーダーをどのように実現するかなど、専門的な視点から議論を交わしました。
ブレーキやステアリングの電動化の方法は? 前方を監視するレーダーの入手方法は? と、議論は尽きません
会議の結果、福山大学版自動運転車は、下の図のようなシステム構成にすることになりました。エンジン、ブレーキ、ステアリングをコントロールする車両コントローラと、車両前方の危険を察知するレーダーが、自動運転の頭脳部である自動運転コントローラとデータ通信を行いながら、全体として自動運転の機能を果たすというものです。自動運転コントローラは、道路や他の車両・歩行者を認識するためのビデオカメラを備えます。
福山大学版自動運転車のシステム構成案
福山大学版自動運転車は、地域の買い物弱者問題の解消や、高齢者の運転ミスによる自動車事故の防止を目的とした、誰も気軽に運転できる超小型モビリティタイプの車として実現する計画です。自動運転の技術は高度なので、研究のハードルは高く、先は長いですが、専門家の知恵を結集して着実に進めていきたいと考えています。

学科ブログ始めました。

機械システム工学科のある24号館です。

手前が講義棟、奥が研究棟です。